家具の選定は目的に応じて
家具のピンからキリまでありますので、いざ選ぼうとすると迷ってしまいます。
魅力的なテーブルレンタルが最近こちらで話題になりました。
安い方が一番いいということで選んでも、しばらくすると痛んだり、ダメになったりで後悔し、また買い直すことがありますし、それでは高級なものということで、家計をやりくりして買ったはいいものの、子供たちが乱暴に扱い、傷がつき、見るも無残なことになり、大枚はたいたのにということで、家庭内でややこしい諍いになったりします。家具を選ぶときにどうすればいいかというと、目的に合わせて行うことが基本原則なのです。
値段だけでなく、色や形、およその耐用年数などを、そのときのふところ事情だけ決めるのでなく、総合的に検討して決めるのが賢明です。子供が小さければ、クレヨンで悪戯描きされるのは、しつけの問題があるにしても、覚悟しなければなりませんし、鉛筆やとがったもので傷がつくのも普通なのです。
だから、新婚当初のロマンティックなイメージから白いテーブルを選んでも、それはやがてこんなはずではなかったとなってしまうのです。
子供たちの騒ぎが一段落したら、少し値が張っても高級感のある家具を選び、そこでの食事や会話を楽しむなどというのが、今度はとても大切にしたいことなのです。
それこそ、子供たちに自分が残してあげる財産ということを意識してもいいことになります。
つまり、家庭のそのときの事情や、主な使い道、使う家族の年齢や動作、食事のためだけなのかときには勉強のテーブルになるのか、など目的中心で選ぶのがいいというわけです。
食卓に限らず、勉強机や二段ベッド、ソファや茶箪笥なども、同じように目的主義で選ぶのが一番です。